2010年10月31日日曜日

柴又

セローのバッテリーを交換した後に友人たちと柴又まで出かけた。
目的は「丸仁」での佃煮の買い出し、先ずは松戸の「宮前」で昼食に蕎麦を食べることに。


数量限定の田舎せいろを注文、挽きぐるみの蕎麦粉十割で打った蕎麦は香り高く独特の舌触りです。


江戸川を渡り柴又へ向かいます。

駐車場から山本亭内を通り帝釈天へ。


先ずは高木屋老舗で定番の草だんごを食べながら帝釈天の参道をウロウロ。


そのまま柴又駅方面に進み「ハイカラ横町」を覗いてみる。
昔懐かしい駄菓子やおもちゃなどが所狭しと並んでいます。
そんな中で目に止まったのが「オリエンタルカレー」、まだ売っていたとは思いませんでした。



即席カレーとレトルトを購入し、佃煮を買いに丸仁に向かいます。


お土産用に詰め合わせと自分用に小女子の佃煮を購入、ここの佃煮買うと確実にご飯を食う量が増えてしまう。
丸仁に辿り付くまで食べたものは草だんご、たこ焼き、煎餅、かりんとう饅頭。

買い物を終えて柴又街道の京成小岩駅近くの 「岡正己商店」に玉子焼きを買いに寄ってみます。
予約が必要らしいですが、ラッキーな事に一つだけ有り友人が購入です。



卵の味が濃く、優しい甘さの玉子焼きだったそうです。



バッテリー

セローのバッテリーを交換しました。
高いとは分かっていたけど、何でバイクのバッテリーってあんなに高いのだろう?
今回はYUASAのYTZ7Sを付けた。
安い外国製もあるけど信頼性と直ぐに手に入るので国産にした。
まあこれなら今までも冬放置でも何の問題も無く使えて、しかも5年もったからいいか。

2010年10月30日土曜日

ラテックス枕

新しい枕を買ってきた。

買い替えた理由は今まで使っていた「そば殻枕」は固めなのと、随分と使い込んでてそば殻がつぶれて更に固い寝心地になった。わたくしは横を向いて寝る姿勢なので朝起きると顔が痛くなるので柔らかい素材が欲しいなと思っていた。

そば殻は固さ以外は素材としてはとても気に入っていた、その理由は天然素材であること、通気性に優れてること、夏は涼しく寝れること、頭の形にフィットするなど長所が多い。
低反発素材や羽毛など色々と試した末にそば殻に行き着いた。

低反発素材はテンピュールを使用していた。低反発フォームは頭の形にフィットし寝心地は悪くないのだが、冬の気温が低いときは寝てしばらくなじむまではカチカチに固く、夏は熱がこもって暑苦しい。
羽毛枕(ダウン)は柔らか過ぎて寝るとすぶずぶと頭が沈んで、頭がマットに付く位沈み込んでしまい直ぐに使わなくなった。

今回はビーズ枕か羽根枕(フェザー)にしようと思ったが聞き慣れない素材があった、それがラテックス枕だ。
ラテックスとはどんな素材?
真っ先に思い浮かんだのは、アレの時に使うアレだ!
ということはゴムなのか??
ちょっと調べてみるとやっぱりゴムでした。
天然ゴムの木の表皮を傷つけると出てくる白い樹液が原料らしい。
触った感じはとてもふわふわ柔らかだけど頭がずぶずぶと沈み込むような事もなくちゃんと頭を支えてくれそうだ。
寝返りを打った際に低反発素材は頭で凹んだところが元に戻るまで時間がかかるが、これはすぐに元の形に復元するみたい。
テンピュールとは正反対の高反発素材である。
通気性もあるようだし、天然素材という事もありラテックス枕に決定。

但し短所もある。ゴム臭い事とラテックスアレルギーってのがあってアレルギーのある人は使えないそうだ。 

2010年10月28日木曜日

新井宿の「たこ焼き号」(埼玉県川口市)

首都高川口線と東京外環道の交わる川口JCTの近くに「たこ焼き」の提灯とぼりが掛かってる。
看板には屋号は無く「たこ焼き¥200」と書いてあるだけだ。


たこ焼きにもデフレの波が押し寄せてるのか、かなりの激安だ。
ちょっと怪しい感じもするが勇気を振り絞って買ってみる事にする。


店はかなり怪しいカラーリングの軽トラの屋台「たこ焼き号」だ。



 車体はゼブラ模様に屋台部分は迷彩色、個人的にはかなりツボにハマるセンスだ。



メニューは6個入りが200円、12個入りは350円と、かなり安い。
味はソースとネギ塩とポン酢の三種類、ここはスタンダードにソースの6個入り200円を注文。


注文を受けてから焼いてくれた、値段とは不釣り合いな程の大きめのタコが入ってる。
そこに揚げ玉とネギが入る。
オリジナルでブレンドした甘めの濃厚ソースが掛かる。


出来立ての熱々を頂く、周りはカリッとして中はとろとろ、ふわふわ。
味もまた値段とは不釣り合いな美味さだ。
店の人曰く、ネギ塩もお勧めとの事、今度来た時は是非とも食べてみたい。
ただし営業日が不定期みたいで土日は休みの事も多いらしい、平日は営業してる確率が高いそうだ。





より大きな地図で たこやき号 を表示




2010年10月26日火曜日

あかはら(南会津)

南会津の蕎麦屋に寄った時である。
壁に見慣れないメニューがあった。







「あかはらの唐揚げ」?
今まで聞いた事のない名前だ。ご主人に聞いてみたら、「あかはら」とは「ウグイ」のことだそうだ。
関東では「ハヤ」と呼ばれる川魚である。
なぜ「あかはら」なのか、それは産卵時期のウグイは婚姻色で腹が赤くなるから。
さるそばと共に注文する。






唐揚げというよりも、素揚げですね。
これに刻んだ山椒の粉をお好みでふりかけていただく。
ぱりぱりとした食感で山椒とも相性抜群でとても美味しい。
ウグイってこんなに美味しい魚だと初めて知ったのだ。




あかはらの唐揚げが食えるのは「純手打ちそば かわせみ」です。

2010年10月25日月曜日

檜枝岐ツーリング その弐

翌朝は気温3℃、東京なら真冬の寒さだ。
あと一ヶ月もすればここ七入も長く閉ざされた本格的な冬が到来する。
囲炉裏に火を入れ朝食の準備をする。
湯を沸かし、コーヒーを淹れる。

朝食を摂ってるとき、女将さんが小屋を訪れた。
ここが無くなることの寂しい思いを女将さんに伝えた。
女将さん自身もここに来るお客さんに元気をもらっていると話してくれた。
今年で閉めるつもりでいたけど、来年電話してと言ってくれた。



出発の準備をして再び女将さんへご挨拶のため民宿に訪れる。


来年また会える事を願いつつ、暫しのお別れのご挨拶。


朝の引き締まった空気の中を走り出す。
途中「屏風岩」に赤く染まった紅葉を見つける。





舘岩の「井桁豆腐店」に立寄り、豆腐を食べる。






今回は白い豆腐を頂く。
一緒にとちの実まんじゅうとイゲタしょう油「彩」と凍豆腐を買い求める。
豆腐の美味さは相変わらずである、またこのイゲタしょう油もただ者ではないのである。



とちの実まんじゅうも程良い甘さで実に美味い。


会津西街道を南に下り帰路に就く。
帰りは高速の渋滞が予想されるのでひたすら下道で帰る事にする。
鬼怒川温泉から今市を通り鹿沼〜栃木のルートで出来るだけ山道、農道、県道を通る事にする。
今市から鹿沼に抜ける山道の入口で焼きそば屋を発見する。


「貫太郎」という焼きそば専門店である。
メニューは至ってシンプル、 そして安い。この辺の焼きそば屋はどこもリーズナブルで良い。


この店で一番豪華な目玉焼き入り焼きそばの大盛りを注文する。


デフォルトの味付けはとても薄味で、卓上の特製ウスターソースで好みの味付けで食べるのがこの店のスタイルみたい。

鹿沼から例幣使街道を通り栃木市内で「油伝味噌」に立寄り田楽味噌を購入。


ここの建物も非常に味わい深い。
この「油伝味噌」のある嘉右衛門通りには岡田記念館など見所も多い。

檜枝岐ツーリング その壱

先週は突然の腹痛で週末のツーリングに行けるか不安だったけど、なんとか体調も回復し今年も恒例の檜枝岐煙小屋ツーリングに行く事に。
SEROWに乗るのも8月以来、ダートランも楽しみだ。
ところが、出発の朝SEROWのエンジンがかからない!バッテリー上がりだ。
押しがけしても全然かかる気配がない、しかたないのFAZEで出かける事に。

渋滞する東北道をひた走り、集合場所の佐野SAに30分遅れで到着、GEN-OJIさん、HATTORI君に合流。

矢板ICで東北道を降り、鬼怒川温泉から会津西街道を北上し「道の駅 田島」で休憩し、ここでダート組と別れ別行動を撮る事に。
 
近くに見事な楓の木があるので撮影にいくが、今年の猛暑の影響で全く色づいてなかった。
しょうがないので付近の景色を撮影。


撮影後、会津西街道を田島方面へ北上、小腹が減ったので米粉で作ったパンを買いに「まんまパン」に立ち寄る。


ところが、パンは全て売り切れなのだ。次の焼き上がりまでは待てないので合流場所の「手打ちそば 清水荘」に向かう事とする。

ダート組と清水荘で合流し、ざるそばを食う、新そばは流石に香りがいい。
食後に「しんごろう焼き」を頂いた。





「しんごろう」とは潰したごはんにじゅうねん味噌(エゴマ)をつけて焼いたもの、南会津の郷土料理だ。

すっかり寛いでしまい、そろそろ今夜の宿の煙小屋を目指すとする。
清水荘さんから帰り際にお土産にトマトを頂いた。

檜枝岐の JAで買い出しをして、隣接する「駒の湯」で温泉に浸かる。
日も暮れかかった午後5時に宿に無事到着。
去年は帝釈山林道で溝に落ちた観光バスのサルベージ作戦で宿到着が遅くなったり、数年前はバイクのエンジントラブルでSEROWでタンデムして東京まで帰った事もある。
今年は何事もなく到着する事が出来きた。



煙小屋とは茅葺きの「出造り小屋」の事、中には囲炉裏がありなんとも落ち着ける空間なのだ。




先ずはビールで乾杯、おのおの好き勝手に食事の用意をする。酒のつまみに囲炉裏で焼き鳥を焼く。


 民宿の方からなめこ汁とトマトの差し入れがありました。清水荘さんから貰ったのもありトマトだらけの夕食に・・・・


なめこ汁は普段食べるなめことは全く別物、大きさもでかく本当美味かった。




10年以上通ったこの出造り小屋もどうやら今年で最後との事、女将さんが高齢のため民宿は既に今年の9月で営業を終えたそうな。
しかし営業を続けて欲しいと声を大にするお客さんも多いらしい。
多くのお客さんに愛された宿なんだなと思う、できれば元気なうちは続けて欲しいです。
 ここでの思い出を語り合いながらしんみりと夜は更けていくのであった。

2010年10月22日金曜日

激痛

突然の腹痛で病院へ行く事に。
胃の辺りが4年前に救急車で運ばれた時と似た痛みだった。
その時は5日間ほど入院する嵌めになった。

歩くのもままならず、電車で約40分揺られ病院で診断、胃もしくは十二指腸辺りだろうとの事。
最近はストレスが溜まっていたからそれが原因かは分からないけど、要因のひとつではあるかなとは思う。
点滴を打たれ、微睡んでる間に痛みも落ち着いた。

2010年10月17日日曜日

印旛 武蔵野うどん「鈴や」Part2&釜焼きパン




土日に所用があり佐倉市のサンセットヒルズに行って来た。
その時に昼飯にファーマーズマーケット「グリーブ」内にある武蔵野うどん「鈴や」を再訪した。
注文したのはまた肉もりうどん(太麺)で、今回は大盛り(100円増し)。


同行した連れは同じく肉もりうどんの太麺、細麺の両方を味わえる合盛りを頼んだ。


席も満席に近く、極太の麺は茹でるのに時間がかかるのか注文してから15分ほどの待ち時間。
前回同様の真っ白ではない極太うどんが運ばれて来た、艶やかなうどんと肉汁の匂いが食欲をそそります。
一口食べて感じたのが、前回は「やわいうどん」であったのが、しっかりと「コシのあるうどん 」に変貌してるのだ。
弾力のあるモチモチとした歯ごたえ、「う、美味い・・・このうどんは間違いなく進化してる。」
印旛方面に来たときはしばらくは通いそうだ。

 
駐車場内で釜焼きのパンを販売してる。 近くにくるとパンの焼ける香ばしい香りがうどんを食べたばかりなのに、胃の煽動運動を促進して「別腹」を作ってしまう。




木の棒にパン生地を蒲の穂のように巻き付けて駐車場の端に設置してる石釜に入れて焼いている。その場で焼きたてをすぐに頂く事が出来るのだ。



焼きたてパンはふわふわモチモチで何も付けなくとも十分うまい。
しかし、すぐ隣で売ってるソフトクリームをパンに付けて食べてみた。
熱いパンと冷たいソフトクリームのコラボレーションはあまりに美味すぎる。
一度お試しあれ。

2010年10月14日木曜日

冬支度

10月中旬とは言ってもまだ25℃を超える日もあり東京は温かく過ごしやすい日々が続いてる。しかし来週の檜枝岐ツーリングは例年通りの気候なら初冬を思わす寒さが体感できるはず。

以前から気になっていたzippoのハンディウォーマーを手に入れた。





ライター用のオイルを燃料とする使い捨てないカイロだ。一回の給油で最大24時間使用できるそうだ。
このカイロ、昔じいちゃんが使ってた「ハクキンカイロ」によく似てるがどうやらOEM製品らしい。

早速寒くもないのに試運転してみた。
燃料(ジッポオイル)を付属の注油カップ半分を投入、この量だと6時間の稼働となる。
ライターでバーナー部分に点火し蓋をして付属のフリース製の袋に入れて使用する。
買うまではライターのように中でメラメラと火が付いてるのかと思たけど、そうではなくバーナー部分のプラチナ触媒でオイルと空気中の酸素が化学反応を・・・・・
なんか難しい仕組みで発熱してるようだ。
ちなみに試運転時はオイルの匂いは殆ど気にならなかった。

そして、こちらは以前から使用してるハイマウントの木炭カイロ。


燃料は木炭の粉を練り固めたスティクで、これ一本で約8時間燃焼する。
こちらは「化学反応」ではなく単純に「燃焼」による発熱。
冬にバイクに乗る時にジャケットの内ポケットに忍ばせてると遠赤外線効果があるのか結構快適なのだ。
ただしジャケットを脱いだ時に体が囲炉裏の匂いになるのが欠点だ。
カメラマンの間では冬の撮影の時にレンズの結露を防ぐ為に愛用してる人が多いらしい。

もう一つのアイテムはエネループのネックウォーマー。
こちらは現在入荷待ちの状況、充電式乾電池のエネループを使い電気の力で首もとを暖めるもの。
これで今季の冬は快適なバイクライフを送れるはず。

2010年10月11日月曜日

三連休

最近は連休は仕事ばかりです。
この三連休は秋の行楽シーズンなのに生憎の空模様、遊びに行く人も気の毒だし、仕事する方も大変です。
今回の連休も金曜夜から土日とも仕事でかなり神経を磨り減らしました。
今日は朝から抜けるような青空が広がり絶好のバイク日和、山はどの位色付いてるのでしょうか、再来週のツーリングが楽しみです。

2010年10月3日日曜日

コメの買い出し(鴨川市 長狭地区)

週末はコメを買いに行く事にした。
友人が千葉県の「長狭米」がお気に入りの様子で、近くに行くなら買って来てくれとの指令を受けた。
今回もセローではなく、HONDA FAZEの出動。
京葉道路を走り姉崎袖ヶ浦ICで降り、とりあえず小湊鉄道を見に行く事にする 。
飯給駅と月崎駅の間に味わいのある素堀りのトンネルがある事を思い出し、ちょっと寄り道、駅やトンネルの撮影。
腹も減ったし、「コメ買う前に先ずは昼飯だな。」
という事で、久留里線・平山駅という無人駅の駅前にある「志保沢」の焼きそばを食う事にする。


メニューは至ってシンプル、焼きそばのみ、注文は壁に料金表が貼ってあり縦軸は値段(量)で横軸はトッピング(肉、ソーセージ、肉+ソーセージ)になっている。
今回は550円に肉+ソーセージを注文する。
独特のストレート麺にウスターソース、デフォルトの具はキャベツと天かす、トッピングの魚肉ソーセージが郷愁を誘う味わいです。
ベースの550円は結構な量があり満腹です。


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空腹も満たした事だし長狭に向かう事とする。
空を見上げると秋の爽やかな空気です、真っすぐ鴨川有料を通ればすぐに着くのですが房総スカイラインで遠回りです。


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やっとの事で長狭地区到着し目的の「竹ノ内米店」に到着。


長狭米コシヒカリを購入し、次は長狭米の作られる棚田を見に行きます。
長狭米は清澄山系と嶺岡山系に挟まれた細長い平野で栽培されるお米の総称で、重粘度質の土壌と良い湧き水が良い米を育んでいる。
また嶺岡は日本の酪農発祥の地でもありその事が土壌にも良い影響を与えてるのではないかと思う。

大山千枚田に行く途中に「勝浦式担々麺」の看板を発見。
志保沢の焼きそばで満腹だけど、見過ごす事も出来ず立ち寄る事にする。


ここ「江ざわ」は「勝浦式」ですが鴨川市にあります。先代が勝浦で店をだしこの担々麺を考案したそうです。
しょう油味のラーメンにラー油がかかったような感じです。具はひき肉と玉ネギ、薬味に長ネギの細切りが乗ってます。
炒めた玉ネギの甘さとラー油の辛さが癖になります、普通の担々麺より私はこっちが好きです。



更に腹は膨れ、大山千枚田を目指します。
なんと美しい風景でしょうか、東京とそれほど遠くない所にこんな景色があるんなんて。
畦道に咲く彼岸花が彩りを添えています。
次に来るときは田んぼに水を張った季節にしよう。

日もだいぶ傾き海に沈む夕日も見たくなり、このまま 長狭街道を西に進み保田海岸に行きコメの買い出しはおしまい。

房総 長狭米を求めて