権現みちは行徳街道ができる以前の古道です。
何も知らなければ普通の路地裏の様ですが歩いてみるとお寺や神社がとても多い事に気づきます。
キリシタン灯籠 |
常夜灯 航路の安全を祈願して文化9年に建てられました |
笹屋うどん跡 快晴の時を選んで干し、味は素晴らしくよかったと伝えられてます |
行徳はかつて塩の産地で、この塩を江戸に運ぶために船着き場を造りそこを「新河岸」と呼んだそうです。
江戸と行徳を行き来する舟を「行徳船」とか「長渡船」と呼び、物資の輸送や人の往来で大変賑わったそうです。
行徳を散策中にハゼの天ぷらが食える蕎麦屋がある事を思い出しました。
江戸川放水路近くの行徳バイパスと旧行徳街道の間にある「あみ富」です。
店の名前はまるで釣り船屋みたいです。
ここに来るのは何年ぶりでしょうか?もう相当来てないような気がします、ハゼの天ぷらは今でも食えるかな。
店に入って壁のメニューを確認します、ありました。
ハゼの天ぷら定食とハゼの天ざるは今でも健在でした、天ざるの方を注文します。
海苔のたっぷり乗っかった細めの蕎麦はつるりとした喉越しです。
ハゼの天ぷらはカラリと揚がって美味しい、天つゆじゃなく塩で食えばビールのツマミに最適です。
ハゼは美味しいけど一般に流通してないのでお店で食べれるところって少ないです。
そして壁のメニューに聞き慣れない名の「ギマ」と言う魚の定食がありました。
どんな魚かと言うとこんな魚です。
イラストがいい味醸し出してます。
気になるのが三番瀬沖でサシ網漁とのコメントです。
これがギマのフライ定食です。
2尾分のフライはボリュームがあります、みそ汁の具はシジミでした。
白身の身がしっかりした魚で身も以外と厚くでぼくぼくとした食感です。
カワハギに似た魚で夏が近づくと東京湾にやってくるそうです。
このギマという魚はお店のご主人が漁に出て穫ってくるのです、お店の名前はそういう事だったのです。
ハゼもご主人が穫ってきた物だそうです。
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