こけしの産地としても有名で温泉街の中に巨大なこけしがいます。
このこけしの近くには共同浴場の「中の湯」があります。
熱いお湯が苦手な私は5秒でギブアップです。
無料の足湯も何カ所かありますが、中の湯の目の前には「手湯」がありました。
もちろん無料です。
手湯の数軒先には「おんせんたまごの森山」があります。
土湯に来るといつもここでで温泉玉子を食べます。友人へのお土産とつまみ食い用にいくつか買ってきました。
定番の「ガンバル薫!」です、玉子の殻は焦げ茶色で中までしっかりスモークされています。
こちらは一番のお気に入りの「スモッち」です。黄身は半熟で軽い薫香と適度な塩味がビールに合います。常温で保存できないのでお土産でなかなか買って帰れないです。
今回初めて買った「キミといっしょ」です。黄身餡が入った菓子パンです。
本日の宿は土湯の最奥の「不動湯温泉」です。宿への道は途中で細いダートの急坂道です、この車でのアプローチ路は宿の人が作ったそうです。
大正時代に立てられた風情漂う温泉宿です、古い建物ですが手入れが行き届てます。
本館と旧館がありますが今回は本館に泊まりましたが夏は旧館の開放的な部屋に泊まってみたい。
高村光太郎・智恵子夫妻も訪れた宿です、智恵子記念館にはここを訪れた時に書いた手紙が展示してありました。
館内はレトロな雰囲気が漂ってます。
お風呂は全部で5カ所あったと思います、内ふたつはご婦人用の内湯で混浴の内湯が二カ所と露天風呂が一カ所です。
こちらは一番手間にある「常磐の湯」です。泉質は単純炭酸鉄泉。
常磐の湯から細く急な傾いた階段を下ると「羽衣の湯」があります。
こちらの泉質は単純泉、浴槽は二つに仕切られてます、手前の湯船はお湯は温めです。
そして更に外階段を降りて行くと「谷間の露天風呂」があります。
屋根付きの脱衣場有り、泉質は硫黄泉。
どのお風呂も決して広くはないですが、のんびりと寛げました。
追記
現在土湯温泉の線量は0.1~0.2マイクロシーベルトと低い数値ですが、福島第一原発の風評被害で廃業に追いやられてる宿もあるという非常に厳しい状況におかれてます。
土湯温泉は線量が低いので福島市の放射線汚染地帯の子供や妊婦を一時避難させる「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」が立ち上がったそうです。
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