2013年10月8日火曜日

夕顔ラーメン

夕顔を麺に練り込んだラーメンが栃木県にあります。
その夕顔とは夕顔の実を削って紐状にして乾燥させたものが干瓢(かんぴょう)です。

栃木市内には何軒か夕顔ラーメンが食べる事のできるお店があります。
先ずは店探しです。






仮面ライダーのロケで使われてました。
市内中心は明治、大正期のレトロな建物が多く残こっております。
昔から続いてるお店もありますが、中を改装した新しいお店もあり、また映画やドラマのロケ地として使われる物もあったりします。
一番下の写真の建物は仮面ライダーウィザードのロケで使われたそうです。

そして探した夕顔ラーメンが食べられるお店が「昭和軒」です。


ここだけ昭和に取り残された様な佇まい、名は体を表すの言葉通りです。
明治・大正の建物より新しいはずなのに何故か古さを感じます。
今日の昼飯はここで決定です。

店に入ると働く男達が威勢良くドンブリ飯をかっ食らってました、何を食べてるのかなと見てみると殆どの人がソースカツ丼を食べてました。
カウンターに座りメニューを眺めますが、どこにも夕顔ラーメンはありません。


ご主人に聞いてみると特別なメニューではなく、全てのラーメンに夕顔入りのめんを使ってるそうです。
他のお客さんが食べるソースカツ丼が気になり、そっちにしようかと本気で悩みました。
それならトンカツとラーメン両方食べれば問題は解決です。
「かつそば」を頼みました。
それにしても「チャシウメン」も気になります・・・・




ドーンとトンカツが乗ったラーメンです、夕顔を使った麺がほとんど見えません。
一口スープを啜ってみると、昔ながらの鶏ガラスープのしょう油味です。
最近はガツンと来るラーメンばかり食べてますが、これはなんだかほっとする味、こんなラーメンも良いなと思いました。


これが夕顔の実、いわゆる干瓢の粉を練り込んだ麺です。
普通のラーメンの麺より白っぽい感じがします、かんぴょうそのもの味は感じられませんでしたが、つるっつるでコシもそこそこありスープの味とマッチしてます。





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