所用で船堀駅からバスに乗った時に偶然見つけた中華料理店です。
バスに乗ってる時は発見したがバスを降りる事ができずにむなしく通り過ぎてしまいました。
この歴史を感じさせる趣き有る佇まいが気になり行ってきました。
船堀街道沿いにある「高砂」です。
通りに面した側はお持ち帰りの窓口があります。
お店に入るとカウンター席のみで、おばちゃんが一人で切り盛りしてました。
壁のメニューは煤けて真っ黒になってました。
まるで囲炉裏のある古民家のようです。
メニューはカウンターの上にも有るので問題有りませんでした。
餃子と野菜ラーメン、チャーハン、焼きそばを注文しました。
料理を始めたおばちゃんの流れるような手際の良さに感心しました。
全ての道具が計算された場所にあり無駄な動きがありません、こういうのをいぶし銀って言うんだろうなと思いながら料理を作るのを見ておりました。
料理の途中で窓口からの餃子や焼きそばの持ち帰りのお客さんの注文もこなしてます。
この時に持ち帰りのお客さんの対応がしやすいように、窓口ののれんの下の方を縛ってあるのだと思いました。
餃子は一人前7個で焼き色が食欲をそそります。
餡もジューシーで美味い、ビールが飲みたくなりました。
野菜ラーメンは野菜たっぷり、スープに野菜の甘さ溶け込んだ優しい味でした。
野菜はアツアツなので猫舌の人は注意が必要です。
チャーハンは薄味ですがタマゴの味がしっかり、こちらも優しい味わい。
焼きそばはソースの味濃いめ、焼きそばをオカズにチャーハンが食べたくなりました。
どの料理も角がなくとても優しい味でした。
ラーメン・チャーハン・焼きそばは、どれもお値段500円前後で味だけでなく財布にも優しい。
いつまでもこの姿で残って欲しいお店でした。
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