右側に海、左側にはのと鉄道の線路を眺めながら快調に進みます。
そんな時にちょっと良い感じの駅舎が目にとまりました。
ここはのと鉄道七尾線の能登鹿島駅です、ピンク色の木造駅舎で屋根には風見鶏があります。
別名「能登さくら駅」と言われてます。
駅のホームの両側には桜の並木があります、桜が満開の時にこの風景を見てみたいと思っていた時に踏切の警報機が鳴りました。
ラッキーなことに1時間に1本程度しかない列車の到着時間と偶然重なりました。
しかもラッピング車両の2両編成です。
「花咲くいろは」というアニメらしいですが、残念ながらこのアニメは見たことがありません。
調べてみたら金沢が舞台のアニメらしい。
2両目は懐かしい「デビルマン」と「キューティーハニー」です、写真には写ってませんが「マジンガーZ」も描かれております。
作者の永井豪は輪島の出身みたいです。
能登鹿島駅をあとにして先に進みます。
七尾線は昨夜能登丼を食べた穴水駅が終点になりますが、廃線となった能登線の軌道跡と共に北上を続けます。
いくつかの廃駅を通り越し到着したのが「恋路駅」です。
この恋路駅では廃線となった能登線をトロッコで走ることができます。
奥のとトロッコ鉄道「のトロ」は昨年オープンしたそうです。
これに乗る為は予約が必要です。
鉄分の多いメンバーはテンションMAXで漕ぐ脚にも力が入ります。
しかしあんまり早く走るとあっという間に終わってしまい勿体ないので途中からペースを落としてゆったりと走ることにします。
トロッコ鉄道終点の「宗玄駅」はトンネルの中です、ここで引き返しとなります。
童心に帰り思いっきりトロッコ鉄道を楽しみました。
この後は見附島(軍艦島)や珠洲焼館などに立ち寄り能登線に終着駅の蛸島駅を目指します。
蛸島駅に到着しました、気をつけてないと見逃してしまいそうです。
なんだか少し寂しい感じの駅でした。
途中の軌道跡は線路は撤去されてましたが、蛸島駅は線路が残ってました。
雑草が生い茂ったホームはうらさびしいですね。
かつてはここに列車が行き来していたんだなと遠い目をして線路の先を見たら・・・・・あれ?
何かあるぞ?
近くに行ってみると確かに列車が線路の上にありました。
動かなくなった車両が放置されてました。
何故こんな田んぼの真ん中に放置されているのでしょうか?
この場所だけが時間が止まってしまったように感じました。
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