2010年10月25日月曜日

檜枝岐ツーリング その壱

先週は突然の腹痛で週末のツーリングに行けるか不安だったけど、なんとか体調も回復し今年も恒例の檜枝岐煙小屋ツーリングに行く事に。
SEROWに乗るのも8月以来、ダートランも楽しみだ。
ところが、出発の朝SEROWのエンジンがかからない!バッテリー上がりだ。
押しがけしても全然かかる気配がない、しかたないのFAZEで出かける事に。

渋滞する東北道をひた走り、集合場所の佐野SAに30分遅れで到着、GEN-OJIさん、HATTORI君に合流。

矢板ICで東北道を降り、鬼怒川温泉から会津西街道を北上し「道の駅 田島」で休憩し、ここでダート組と別れ別行動を撮る事に。
 
近くに見事な楓の木があるので撮影にいくが、今年の猛暑の影響で全く色づいてなかった。
しょうがないので付近の景色を撮影。


撮影後、会津西街道を田島方面へ北上、小腹が減ったので米粉で作ったパンを買いに「まんまパン」に立ち寄る。


ところが、パンは全て売り切れなのだ。次の焼き上がりまでは待てないので合流場所の「手打ちそば 清水荘」に向かう事とする。

ダート組と清水荘で合流し、ざるそばを食う、新そばは流石に香りがいい。
食後に「しんごろう焼き」を頂いた。





「しんごろう」とは潰したごはんにじゅうねん味噌(エゴマ)をつけて焼いたもの、南会津の郷土料理だ。

すっかり寛いでしまい、そろそろ今夜の宿の煙小屋を目指すとする。
清水荘さんから帰り際にお土産にトマトを頂いた。

檜枝岐の JAで買い出しをして、隣接する「駒の湯」で温泉に浸かる。
日も暮れかかった午後5時に宿に無事到着。
去年は帝釈山林道で溝に落ちた観光バスのサルベージ作戦で宿到着が遅くなったり、数年前はバイクのエンジントラブルでSEROWでタンデムして東京まで帰った事もある。
今年は何事もなく到着する事が出来きた。



煙小屋とは茅葺きの「出造り小屋」の事、中には囲炉裏がありなんとも落ち着ける空間なのだ。




先ずはビールで乾杯、おのおの好き勝手に食事の用意をする。酒のつまみに囲炉裏で焼き鳥を焼く。


 民宿の方からなめこ汁とトマトの差し入れがありました。清水荘さんから貰ったのもありトマトだらけの夕食に・・・・


なめこ汁は普段食べるなめことは全く別物、大きさもでかく本当美味かった。




10年以上通ったこの出造り小屋もどうやら今年で最後との事、女将さんが高齢のため民宿は既に今年の9月で営業を終えたそうな。
しかし営業を続けて欲しいと声を大にするお客さんも多いらしい。
多くのお客さんに愛された宿なんだなと思う、できれば元気なうちは続けて欲しいです。
 ここでの思い出を語り合いながらしんみりと夜は更けていくのであった。

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