2013年11月2日土曜日

立石バーガー

葛飾区の京成電鉄堀切菖蒲園駅の近くに、まるで来る者を拒むかの様なオーラを放つ怪しいハンバーガーショップ「立石バーガー」があります。


初めてここを訪れる人は店に入る事を躊躇し、遠巻きに眺める事しかできないと思います、私もそうでした。
写真ではそのオーラを表現する事ができないのが残念です。


数年ぶりに訪れましたが、看板がリニューアルされてたり、自動販売機が以前より増えている様な気がします。
初めて見つけた時は自動販売機もなく、買うのにかなりの勇気を振り絞った思いがあります。
その当時は確か「完全栄養食 立石バーガー」って看板があったと思います。

テレビでも放映された自動販売機でハンバーガーを買ってみます。
先ずは一番高価な「ロイヤル立石バーガー」から行きます。


ロイヤル立石バーガー(歌付き)

取り出し口へバーガーが下から迫り上がってきます、そして怪しい歌声が流れました。
ちょっとこの場にいるのが居たたまれなくなってきます。
歌付きで300円。



チキンマーマレードバーガー(気球的自販機)

気球にぶら下がったバーガー降りてくる仕組みです、値段は150円。


串カツバーガー(手渡し)

串カツバーガーは手渡しの自販機です、値段は150円。
お金を投入すると・・・・・・


扉が開いてピンク色のゴム手袋に握られた串カツバーガーの登場です、ちょと不気味です。


商品を取ると自動?で扉は閉まって行きます・・・・・


食パン

この自販機は店の脇にあります、一斤300円、お金を投入すると・・・・



射出された食パンが地面に落ちてきました、こんなパンの買い方は他には絶対ないと思います。
地面に転がった食パンを手に取ってみると温かい。
焼きたての様です。

店内
自販機で買ったパンは店内で食べる事にします。
店内は4席のカウンターがあります、飲み物をオーダーする事も可能でホットケーキやピザトーストなどもメニューにあります。


ハンバーガーは自販機だけでなく店内で購入する事もできます、まとめて買う場合は自販機だと装填に時間がかかるので店内購入の方がいいでしょう。
サンドウィッチや菓子パンなどもありました。
壁には何やら色んな物がペタペタと貼ってあります。

自販機のシステム


自販機の裏側です。
ゴム手には串カツバーガーが握られて、ジャンピング食パンの発射台にはもう次の食パンが装填されて発射準備が整ってました。


そしてここが自販機の制御場所です、ご主人がリールに巻いたテグスを操作して自販機を稼動させてる様です。
動きが悪い時は自販機の裏側で直接動かしてる時もあるようです。
自販機に一台に一個の商品しか装填できないので、売れる度にご主人が商品を装填していきます。

では購入したバーガーを頂きます、店内で食べるのは今回が初めてです。

ロイヤル立石バーガー

唯一プリントした包装紙に包まれたバーガーは他の商品との差別化を計ってます。
ノーマルの立石バーガーは無地の包装紙で他のバーガー類はラップ巻きです。
先ず基本的にパンが美味い、もっちり感があり他ではあまりない味です。
そしてベーコン、トマト、レタスと大きめのパティがさすがロイヤルと言った感じです。
野菜はシャキッと新鮮でバンズもパティも店の怪しさに相反して非常に美味い。

チキンマーマーレード

チキンカツにマーマーレードジャムがトッピングされたバーガー。
マーマーレードは手作りっぽく、やや皮の苦みあり。
どんな味なのか想像できなかったけど、チキンカツとマーマーレードを一緒に食べたそのまんまの味でした。
組み合わせは変化球ですが、味はストレート過ぎるほどストレートで野球のボールとサッカーボールを同時に投げられみたいに思いました。

串カツバーガー

バンズから串がはみ出してビジュアル的には面白いバーガーですが、単純に串カツを挟んだだけのバーガーです。
しかし個人的にはロイヤルを超える美味さと思いました。


カレーバーガー

チキンカツとカレーをサンドしたバーガーで店内のみの販売で150円。


そんなバナナバーガー

こちらも店内専用メニューで100円。
パティの上に蒲焼きみたいに黒々とした焼いたバナナが乗ってます。
一番不安を感じたバーガーでしたが、食べてみると予想通りと言うか・・・・
焼いたバナナそのままストレートな味でした。



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