7月22日〜24日に行われた「会津田島祇園祭」に行ってきました。
場所は福島県南会津の田島で行われます。
このお祭りは日本三大祇園祭のひとつに数えられ、見所はなんと言っても「屋台歌舞伎」「大屋台運行」「七行器行列」でしょう。
屋台歌舞伎は子供歌舞伎とも呼ばれ、地元の小学生や中学生が中心となり演舞します。
町中のメインストリートで4台の屋台の上で子供達の熱演が披露されます。
今年は震災の影響で練習ができなかったとの事ですが、そんな事は微塵も感じさせない演技でした。
大屋台運行は演目が終わった歌舞伎屋台に子供達が乗り込みメインストリートを走ります。
そのスピードがとんでもなく迫力に満ちてます。
日が暮れると屋台の提灯に明かりが灯り祭りの気分が盛り上がってきます。
この屋台が露店が軒を連ねるメインストリートを猛スピードで走り抜けるのです。
時には露店の軒先ギリギリを走り抜けます、撮影に夢中になってると轢かれそうになりますので注意が必要です。
屋台に乗り込んだ子供達の「オーンサンヤレカケロ!」の掛け声と共に猛スピードで走ります。
喧嘩屋台とも呼ばれ、屋台同士が今にもぶつかりそうな距離で寸止めします。昔は本当にぶつけてたらしいです。
向かい合った屋台同士で子供達が大声で掛け合います。
「オーンサンヤレカケロ!」「オンサンヤレカケロ!」と叫び合います。
そしてまた離れては、猛スピードで突っ込みます。
この迫力と楽しさに魅せられここ数年この祭りに通ってます。
七行器行列(ななほかいぎょうれつ)は別名「花嫁行列」と呼ばれ、会津田島祇園祭の代名詞ともなってます。
裃姿の男性と花嫁姿の女性が、お神酒・赤飯・鯖の入った器を捧げ持ち神社に奉納する行列です。
出発地点のお党屋本陣です。
出発直前は花嫁の写真を撮るカメラマンで溢れかえってます。
花嫁行列は朝7時50分に行列が出発します。
何とも華やかで厳かな行列に目を奪われます。色とりどりの花嫁衣装を身につけた女性は本当に美しいですね。
手に捧げ持っているのが七行器です、ゴールの神社まで交代しながら進みます、しかし重そうですね。
田出宇賀神社・熊野神社を目指し行列は粛々と進んで行くのです。
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